WEBマーケティング業界の激務な職種や激務になる理由を現役社員が解説

WEBマーケティング業界の職種別激務度

No職種激務度左右する要素
1営業★★★★クライアント次第
2制作ディレクション★★★★段取り力次第
3企画プランナー★★★やり込み度次第
4デザイナー★★案件納期次第
5エンジニア★★案件納期次第
6広告運用★★どこまで領域を広げるか次第

激務と考えられているWEB広告業界。営業・制作ディレクター・広告運用職など各職種の業務の大変さやその要因を説明していきます。

各職種の仕事の大変さを理解し、転職活動の参考として下さい。

営業が激務になりやすい理由

営業はプロジェクト全体に広く関わるため、様々な理由で業務量が増えやすい職種です。

各タスクの詳細をデザイナーやプランナーに任せるとしても、良い成果物を出してもらうためには丁寧な打ち合わせやその準備が必要となります。最終的にクライアントに提出するのは営業の仕事となるため、最終チェックを行う必要もあります。

締め切りに遅れそうな場合やトラブルがあった際には、誰かに任せて帰宅するのが難しいことが多く、なんだかんだで業務時間が長引きます。

時間的な大変さ以外にもう1つ大変なのが精神的なストレスです。クライアントとの関係性次第ですが、要求が高くストレスが溜まる対応をしてくるクライアントを担当しなければならない際は同じ残業時間でも2倍も3倍もキツく感じる人もいます。

またクライアントから急な要望があるかどうかや、成果物への修正の多さ、その他の質問の多さにより仕事の大変さが変わってきます。

営業での仕事の大変さを減らすにはクライアントと良い関係性を築き、上手くコントロールすることが重要です。例えば先生と生徒のように、こちらの指示に従ってもらう関係性を築くこと。事前に問題になりそうな点(例えば修正回数制限や短納期対応はできない等)について合意を取った上で申込みをもらう方法などがあります。

制作ディレクターが激務になりやすい理由

制作ディクターはWEBサイトやLP、サイトコンテンツなどの企画や制作進行管理を行う制作プロジェクト全体を管理する職種です。

制作業務はデザインやサービス注釈などの細かな部分やWEBサイトの各ページなど多くのことに気を配りながら仕事を進めていく必要があり業務内容自体が大変な仕事です。

クライアントからの要望で修正回数が増えると大変さは更に増します。

全体を見通した上で無理の無いスケジュールをたてスムーズに進行させることができれば不要な負担は軽減できます。

またデザイン面など人により感じ方に差が出てしまい、クライアントからの修正依頼が多くなりやすい点についても、デザインの意図をしっかり伝えて、今回の案がベストとクライアントを納得させることも重要になります。

企画プランナーが激務になりやすい理由

企画プランナーは比較的大規模な案件受注時に、全体像や戦略、企画を考える職種です。

決まった作業ではなく毎回考える必要があるため業務時間が長くなる傾向があります。近頃は業界全体で改善の動きが見られますが、プレゼン資料作成に多くの時間を取られたり、短納期でのプレゼント案件が来た際などは夜遅くまでの作業を強いられる傾向にあります。

幸いにも全ての案件に関わる職種ではないこと、継続的に関わることも少ないことから常に忙しさが続く訳ではなく、忙しく無い時期もあります。

また本人のやり込み度次第で業務時間が増え、結果良い成果に繋がった際には更に次の仕事も依頼されやすくなることから、良くも悪くも本人次第という点もあります。

デザイナーが激務になりやすい理由

制作業務をディレクターと協力し、実作業を担います。

ディレクターの力量やクライアントの修正回数の違いなどにより忙しさが左右されます。

ディレクターに問題があったり、会社的に常にデザイナーに高い負荷がかかる構造になっているなどの場合を除き、基本的にはスケジュールに沿って作業を淡々と進めていくことが多く、クライアントと直接やり取りすることも少ないため、大きな問題が発生しない限りはそれほど激務ではありません。

エンジニアが激務になりやすい理由

プロジェクトの納期前や問題発生時には徹夜するなど大変なイメージのあるエンジニアですが、平常時には、スケジュール通りに作業をこなしていき、クライアント対応も少ないことから、激務度は営業などと比べれば低いことが多いです。

エンジニアが不足しており、各社エンジニアを大切にしようという流れもあります。

たた、エンジニアは採用難なため、少ない人員にも関わらず多くの仕事が継続的にくるような会社では激務となる可能性が高くなります。

広告運用が激務になりやすい理由

広告運用担当は以前は激務なWEB広告代理店の象徴のように語られていましたが、最近では状況が変わってきています。

大きな要因は機械学習の発達による自動化が進化しており、前のような細かな調整を繰り返す必要が減ってきたからです。

忙しくなる要素を探すとすれば、コンペなどで広告運用パートの企画書作成を任されることやバナー制作やLP改善など広告制作領域にも仕事を広げること等があります。

まとめ

激務のイメージが強いWEB広告業界ですが、職種により差があったり、大変さの内容や要因も様々です。

まあ広告業界全体では働き方改革が進んでおり、残業規制や業務効率化で以前より働きやすい環境が整いつつあります。

自分の強みを活かすことで激務度を減らし、効率よく仕事を進めることができる職種を選ぶと良いかもしれません。

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