海外(越境EC)と国内WEBマーケティングの7つの違いを徹底解説

日本の人口減少に伴い日本企業の海外展開の動きが加速しています。なかでも少ない資金でも始めやすい海外ネット通販が注目を集めています。

広告代理店各社もそういった広告主側の動きに合わせて海外向けのプロモーション支援を少しずつ開始する動きも増えています。 中には海外マーケティングに特化した広告代理店も存在します。

語学が堪能なwebマーケターの方は自身の次のステップとして転職先候補の一つに加えてはみてはいかがでしょうか?

多言語対応

当然ですが、ECサイト・LP・広告は外国語です。日本語で構成を考えた後に翻訳する作業が発生します。

英語や中国語が中心ですが、時にはフランス語やタイ語なども対象国によっては必要になります。

2つ以上の言語に対応する際にはサイトでは多言語アプリを活用します。広告作成時には翻訳サービス業者を活用します。

この一手間は初期の制作時やプロモーション開始後のPDCAを回すて行く際の大きな負担になります。その点、日本語も分かるネイティブスタッフがいると大きなメリットがあります。

通貨対応

各国通貨での表記対応も重要なポイントとなります。

初期の価格表記時に現地通貨に対応するだけでなく、為替やその他の要因による価格の変動も国内よりも発生しやすくなるため表示価格を頻繁に変える必要がでてきます。

中でもデータフィードを活用した広告では頻繁な変更への対応は商品数が多いとかなり大変です。その際は専用ツールを活用したサイトでの価格変更がGoogle広告などのデータフィードに自動的に反映される自動連携が重要となります。

インターネット通信速度

国内プロモーションでは殆ど問題にならない通信速度ですが、海外マーケティングではどこのサーバーを借りるか、サイトの容量をどれだけ軽くできるかが重要です。

ユーザーがサイトにアクセスしてからページが開くまでに数十秒かかることなども多々あり、途中でユーザーが諦めてしまうことにつながります。

サイトスピードに問題がある場合は、Google Site Speed Insightなどのツールでサイトスピードを評価して、サイト改善をしていくことやCDNを活用して各国からのサイトアクセススピードを上げて行く対応が必要となります。

低い商品認知度

海外プロモーションでは国内である程度の認知度を誇るブランドやサービスでも認知度を1から獲得して行くことが重要になります。

国内プロモーションにおいても認知度の高いサービスは事前に認知施策を十分におこなっているのですが、指名検索を得るためには海外でも認知獲得施策を行なって行く必要があります。

そのため、プロモーション開始時には一般検索や準顕在層などへのアプローチが中心となり、獲得単価が利益ラインに合わないことが多くあります。中長期の目標を立て、開始初期は投資フェーズと考えたプロモーションが大切です。

高い送料

国内の送料は物の大きさにもよりますが通常1000円以下となります。海外では送料が2000円以上になることが多く、ユーザーに負担してもらう場合は現地企業との価格競争に不利に働きますし、企業側が負担する場は利益率の削減に繋がります。

広告代理店側からすると、目標CPAの設定をより低く設定する必要性に繋がってきます。

低予算

海外展開の重要性は認識されつつあるものの、国内マーケットに比べるとまだ多くの企業にとっては優先順位が下がります。そのため、予算も少ないことが多く、広告主側も広告代理店側もその点が大きな課題となっています。

認知度が少ない中で、少ない予算でプロモーションをする必要があるため、国内で予算が数百万〜数千万円ある場合とはやり方が大きく異なってきます。

同じ国内プロモーションの経験でも、大手企業の案件での経験より中小企業案件の支援により近いでしょう。

ターゲットユーザー像が不明瞭

ターゲットとなるユーザー像の把握が国内よりも難しい点も大きな特徴です。

国内ではある程度ユーザー像が想像できたり、場合によってはユーザー像に近しい人に聞くことも簡単にできます。

海外では文化や考え方の違いも大きく、簡単に聞くこともできません。

そのため、プロモーション開始前にリサーチをしっかり行いユーザー像や競合を把握することが、長い目で見れば近道となります。

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