マーケティングリサーチの7つの具体的な調査方法【webマーケティング編】

webマーケティングを始めるに当たり、ユーザーや競合を調査しマーケティング戦略を考えることが大切です。

実際にマーケティングリサーチを複数回実施した経験を元に、マーケティングリサーチを進める際に重要な点を7つ具体的に説明していきます。

無料の公開資料を活用する

「リサーチは時間がかかって大変!」そう思っている人は多いと思います。実際、リサーチは多くの時間を必要としますが、意外と既に他の人が取りまとめた必要なデータがネット場で無料でダウンロードできたりします。

各産業の協会サイトや国が管理している情報サイトからも無料で有用な多くのデータがあります。また各業界に特化した情報サイトではデータとしてはまとまっていなくても記事内に探している情報があることも多いです。

まずは最も短時間でできる公開済みの無料で使える資料をネット検索してみましょう。

有料のデータ活用も考慮して予算化しておく

無料のデータを探していると、有料の調査データを見つけることがよくあります。資料単独で購入できるものから、ダウンロードし放題で年間契約が必要なモノまで様々です。

有名な有料(一部無料)の調査データ会社を紹介します。

・国内:矢野経済研究所

・海外:statista

有料のデータの年間利用は100万円〜の費用が必要になる場合が多いので、部署や会社としての利用を検討しましょう。

クライアントのGoogle Analyticsを分析

クライアントから権限を付与してもらい、サイトの現状分析からも多くの情報を得ることができます。具体的にはサイト利用ユーザーの性別・年齢・地域。その中から特にCVしやすいユーザーの属性。人気のコンテンツ。離脱の要因となっているページ。主な流入元などです。

クライアントの現状を理解した上で目的に応じてどこを改善すべきか明確にすることができます。

競合分析

webプロモーションの施策を考える上で競合分析は具体的な示唆を多く与えてくれます。 観るべきポイントとしては、

・競合の製品と自社製品の性能の違い
・競合HPの訴求内容やその優先順位の違い
・広告クリエイティブ(テキスト・バナー・LP)
・集客方法

集客方法を調べる際にはSimilarWebが効果的です。有料版は高価ですが、無料版でも有益な情報が得られる場合も多いため一度試してみましょう。

自社と競合の違いを理解した上で真似できるところ、自社では変えるべきところを考える参考にしましょう。

ユーザー分析

ユーザー調査は実際にユーザーにヒアリングする方法や、web上でアンケートを実施する方法、Googleキーワードツールなどから得た情報を元にニーズを分析する方法などがあります。

web上でのアンケートもGoogle Surveyを活用して1回答30-40円程度とより手軽に実施できます。

ユーザーが自社製品を他社製品と比較して、設定された金額を支払ってでも購入したい、と思わない限り商品は売れません。このステップは全ての調査の中でも最も重要なパートと言えるので、しっかりと時間をかけて行いましょう。

ショッピングモール分析

Amazonや楽天などのショッピングモールはwebマーケティングのチャネルとして大きな割合を占めています。リサーチの対象としても購入に直結した情報を得ることができます。

多くのモールでは売れている人気の商品が上位表示される仕組みになっているため、カテゴリー内の人気商品を知ることができます。

また購入したユーザーの声を確認すればユーザーのニーズ(満足した点や不満)を知ることができ、自社の製品改善に活かすことができます。

実際にテストマーケティングをおこなう

実際に一定の予算を組み、プロモーションを実施してみることからも多くの情報を得ることができます。

既に製品の用意があり、リサーチ結果に関わらず、プロモーションを実施する可能性が高い場合などは、短いLPを作るなどして仮説を元にテストマーケティングを実施してみましょう。

他のリサーチから見えてきた仮説が正しいのかを、本格的に開始する前に検証して、より精度の高いプロモーションを実施しましょう。

まとめ

マーケティングリサーチは必要となる情報が多くあり、それらを得るための方法も数多く存在します。まずは必要な情報と入手方法を知ることが重要です。

その上で入手した情報を整理して施策に活かせるように整理するスキルが次に求められます。リサーチ実施後に具体的な施策に結びつかなかったという状態にならないように、ゴール(仮説とそれが正しいかを判断するのに必要な情報)を明確にし、そこから逆算してリサーチプランニングをするようにしましょう。

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