Webプロモーションにおいて、まずは商品を正しく理解してもらった後に購入に繋げたい場面があります。
ただ、商品を正しく理解するという定量化しにくい指標をどう計測するかは難しい点の1つです。
この記事では現役のWebマーケターが行っている商品を正しく理解したかを、Google Tag Manager(以下GTM)を使って計測する方法をご紹介します。
スクロール率と滞在時間でコンテンツをしっかり読んだ人を判別
商品を正しく理解したかどうかを判別する方法として、商品説明の記事を最後まで読んだかをスクロール率で判断し、しっかりと理解しながら読んだかどうか(読まずにスクロールしただけの人を除外する)を判断するために滞在時間を活用します。
例えば、スクロール率80%でフッターや紹介文を除くコンテンツの主要部分を最後まで閲覧し、さらに滞在時間120秒など最後まで読むのにかかるであろう時間を組合せます。
この方法が商品理解を測る方法としてはシンプルかつ効果的と考えています。
では具体的な設定方法をみていきましょう。
スクロール率トリガーを設定する
スクロール率のトリガーは「トリガー>新規>トリガーの設定>スクロール距離」から設定します。
「縦方向スクロール距離」を選択し、「割合」を90(90%)等と入力します。
対象のページを指定するために「一部のページ」を選択し「Page URL」「含む」などで設定します。
これでスクロール率のトリガーは完成です。
滞在時間トリガーを設定する
滞在時間のトリガーは「トリガー>新規>トリガーの設定>タイマー」から設定します。
時間の長さは「間隔」にミリ秒単位で入力します。
1秒は1000ミリ秒なので、例えば60秒であれば60,000秒となります。
対象ページをスクロールトリガーの際同様に、Page URLなどで指定しておきましょう。(ここは指定が必須となります)
これで滞在時間のトリガーは完成です。
トリガーグループで2つを組み合わせる
スクロール率と滞在時間のトリガーができましたが、2つの条件を同時に満たした時のみにトリガーを発火させる必要があります。
そこでグループトリガーを活用します。
グループトリガーは「トリガー>新規>トリガーの設定>トリガーグループ」から設定します。
トリガーグループではトリガーをAND条件で複数指定することができます。(通常ではトリガーはOR条件でしか設定ができません)
これでトリガーの設定は完了です。指定のコンバージョンタグに設定し、公開すれば活用することができます。
Webマーケターの年収アップ転職におススメの業界特化型転職エージェント
プロの転職(シンアド)
業界知識は随一!広告・PR・デジタル業界特化型で少数精鋭の転職エージェント
対応エリア | 強み |
東京(オンライン面談で全国対応可) | 広告・PR業界 |
デジタルエージェンシーや制作会社、PR会社などのコミュニケーション業界出身者が転職を支援してくれるエージェント。業界出身者ならではの質の高いマッチングで広告業界での様々なキャリアの可能性を提案してくれたり、100万円以上の年収アップ転職もサポートしてくれる。マスメディアンと共に貴重な業界特化型の転職エージェントとして活用していきたい。PR業界にも視野に入れて転職活動を進めたい際にもお勧めできる。
エージェントは少ないがその分、少数精鋭で質の高いエージェントが丁寧に対応してくれる。日々の業務が忙しくて、時間を割けない転職活動を2人3脚で力強くサポートしてくれるため、忙しい人には特にお勧めできる。
プロの転職の無料転職相談に予約する
マスメディアン
デジタルマーケティング・WEB広告業界を目指すならまずは登録すべき広告・WEB・マスコミ業界に特化した専門の転職エージェント
対応エリア | 強み |
全国対応(東京・大阪・名古屋・福岡・金沢・オンライン) | 広告業界特化 |
広告業界に特化した転職エージェント。WEB広告の案件も豊富に抱えており、業界に詳しい転職エージェントが一から丁寧に教えてくれ、業界未経験者にとっては非常に強い味方となる。一概にWEB広告と言っても仕事内容は会社によって大きく異なり、転職したが思っていたことと違っていたという失敗に陥らないためにもより詳しい転職エージェントに相談する必要がある。
最近では、インハウス求人(一般企業の宣伝、広報、マーケティング、デジタル・Web、クリエイティブ部門の求人)も増加している。
エリアも東京・名古屋・大阪・福岡・金沢と全国の主要都市に対応している。面談に行くと専門情報誌の「宣伝会議」が1冊貰える特典も。