ADK(アサツーディーケイ)の特徴や各社の違いを転職希望者向けに解説

ADKことアサツーディーケイは売上高3500億以上の大手総合広告代理店の1つです。

1999年に当時業界3位の旭通信社と業界7位の第一企画が合併してADKが設立されました。アニメコンテンツビジネスに特徴があり手掛ける作品には「ONE PIECE」「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」などがあります。

ここでは転職希望者向けにADKの特徴や構成する各社の違いを説明します。

ADKの特徴

1999年に当時業界3位でアニメコンテンツビジネスに強みのある旭通信社と、業界7位で企画力に強みのある第一企画が合併してADKが設立されました。

業界内で電通・博報堂を追う形でサイバーエージェントや東急エージェンシー等と競合関係にあり、 それらの企業とコンペで競うことも多く、規模の大きな案件に関われる点がメリットです。

2017年に世界最大手のWPPグループとの提携を解消しました。その理由は商習慣や考え方の違いから提携による相乗効果が発揮できなかった点があります。 その替わりにアメリカのベインキャピタルをパートナーとして選び、現在、大きな改革にのりだしています。 その一環として2019年に持ち株会社制に移行しており、組織改編も行っており、中途採用の人数も増やしています。 給料は電通や博報堂と比較するとやや下がりますが、それでも業界トップクラスの好待遇です。

<主な募集職種と年収>
営業:年収700-1000万円
プランナー:年収450-1000万円
クリエイティブ:年収500-900万円
コンテンツ:年収600-900万円
データ分析:年収600万円-
エンジニア:応相談
バックオフィス:年収500-1000万円


アニメビジネスやマスメディア等に強みを持つ反面、現在強化しているデジタル広告には弱さを抱える面もあり、 他のWEB広告代理店でスキルを培ってきた人には中途転職で大手総合代理店に入社できる可能性も広がっています。
ADKへの転職を目指すなら広告業界特化型の転職エージェント マスメディアンも活用がお勧め。

ADK各社の違い

ADKは2019年に持ち株会社制に移行し、次に紹介する機能別に4つの企業に分かれました。

株式会社ADKホールディングス

従業員数は約270人で、グループ全体の戦略や運営方針の策定や各社の管理、バックオフィス機能などを提供し、 各社が本業に集中できるようサポートしています。

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ

広告代理事業における営業機能やマスメディアやデジタルの広告メディア買取、広告運用などプロモーションの中心的な役割を担っています。 データマネジメント領域にも注力しており、生活者総合調査やMedia Planning Support Systemなどの独自データベースを有しています。 従業員数は1270人と各社の中では最大の規模を誇ります。

株式会社ADKクリエイティブ・ワン

プロモーションにおける制作を主に担当します。 単に広告を制作するだけでなく、プロモーション目的にそったコミュニケーションプランの企画・制作・実施までを行います。

前身はアサツー・ディー・ケイのクリエイティブ・ソリューション事業セクターとADKアーツが統合され総勢約700名の社員が在籍しています。

デジタルやマスメディアのクリエイティブだけではなく、PR的手法の活用も積極的に行っております。

株式会社ADKエモーションズ

日本のテレビアニメビジネスの中心に的な役割に担い、アニメ作品の企画・制作・キャラクターを活かした広告販促活動や商品化のサポートなどを行います。

1963年から開始されたこのビジネスでは約400ものアニメビジネスに携わっています。

<ADKが手掛ける主なアニメタイトル>
ドラえもん・ONE PIECE・クレヨンしんちゅん・プリキュアシリーズ・ママレードボーイ・パーマン・宇宙戦艦ヤマト・機動戦士ガンダム・クッキングパパ・巨人の星・天才バカボン etc

主なグループ会社

DAサーチ&リンク

2003年設立。電通デジタルホールディングス及びADKの合弁会社で運用型広告やアフィリエイト広告に強み。

ADKインターナショナル

1980年設立。日本国内での外資系のクライアントを担当。

アブソルートワン

2016年設立。WEBサイトや広告バナーの改善を行うソリューションであったアブソルートを一企業として設立させ、ADKの持つDMPを掛け合わせ更なるクライアントの成果拡大を目指す。

エイケン

1969年に設立され、2002年にADKの子会社となったアニメ制作会社。代表作に「サザエさん」「ガラスの仮面」「アルプスの少女ハイジ」などがある。

ゴンゾ

2000年に設立され、2016年にADKの子会社化されアニメ制作会社。代表作に「青の6号」「アフロサムライ」「LAST EXILE」などがある。

ADKグループの海外展開

2017年まで世界最大の広告代理店であるWPPグループと業務提携を行っていたが解消。ただ中国の新華通信社との提携や各国に支店を有しており、 日本のアニメのコンテンツ&ライツマネジメントを中心にグローバルにビジネスを展開しています。

<海外支店>
アメリカ・オランダ・ドバイ・中国・香港・シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・ミャンマー・インド

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