転職回数が3回、4回と増えてくると、それによって次回の転職が不利になるのではないか？自分は転職し過ぎなのでは？と心配になって、今の会社を辞めたくても辞められないと考えている人も多いのではないでしょうか？
昔と違い、今は転職も一般化し複数の転職を経験した人は非常に多くなってきています。
特にWebマーケティング業界では転職が他の業界よりも多く、転職回数の多さは他の業界と比べて問題にはなりにくいと言われています。
この記事では、日本全体の転職の平均回数やWebマーケティング業界における転職回数の捉え方、回数が増えた場合の面接時の説明のポイントなどを解説します。
全体の転職平均回数は？
日系キャリアの転職データ等によると、平均転職回数は約3回です。
平均で3回となると、当然転職をしたことも無い人もいるため、4-5回の人や中には7-8回等という人もいます。
年齢が上がるにつれてその数は上がっています。ただこのデータも数年前のデータなので、この数値は上がり続けています。
業界によりますが、転職をしたことが無いという人と会うことの方が珍しくなってきています。
Webマーケティング業界の平均転職回数とは？
残念ながら、業界別の平均転職回数のデータはありませんでしたが、Webマーケティング業界の転職回数は他の業界より多い傾向にあるようです。
転職エージェントの方からもWebマーケティング業界は転職回数が問題になりにくいという話を聞きます。
私も実際に3回目の転職の転職の際に面接担当の人事から「転職回数が少ないですね」と言われ少し驚いたこともあります。
2-3年で転職は一般的ですし、各代理店でスキルを身に付けていることが評価されやすいです。また、業界が成長せいており、人手不足が続いていることも影響しています。
ただ、Webマーケティング業界でも転職回数を問題視されやすいケースもあります。
そのケースは、メーカーなどの事業会社のマーケティング部への転職の場合です。
自社マーケターを育成して、長期視点での採用が基本となるので、転職回数が多いとすぐに辞めるのではないかと思われ敬遠されがちです。
逆に広告代理店系はあまり転職回数は気にしないケースが多いです。
転職回数が多い場合の面接対策
転職回数の多い少ないに関わらず、転職の理由についてはほどんどの面接で聞かれます。今回の面接理由の他、それ以前の転職時の内容も聞かれる可能性があるので、どう説明するかは事前に用意しておきましょう。
回答のポイントとしては以下の通りです。
- 転職した前向きな理由を説明する（スキルアップ・年収アップ等）
- 人間関係やネガティブな内容が理由の際は、再発防止策を伝える
- 今回は長期間在籍したいという熱意を伝える
ポジティブな内容であれ、ネガティブな理由であれ、面接官が理解、納得できる理由をしっかり説明することが重要です。
そして今回の転職では決まった企業で長く働きたいという想いをどれだけ伝えられるかも大切です。
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