Googleショッピング広告やFacebookのダイナミックプロダクト広告(DPA)などデータフィードを活用した広告手法は多くのプロモーションで取り入れられています。
ただデータフィードを設定する際に色々なエラーが発生して、困った経験をもつ広告運用担当者は多いと思います。
この記事では現役の広告運用担当者がこれまで出会ったデータフィード関連のエラーやその対策をまとめます。
設定項目が間違えている
エラーの原因として最も多いのが設定項目の間違えです。
設定する際には媒体別のデータフィードマニュアルに沿って設定を進めましょう。
設定項目には項目名と値の両方に正しい値を入れましょう。また必須項目の未設定もよくあるエラーの原因です。
基本的にGoogle広告とFacebook広告のデータフィードの設定項目は同じですが、オプション項目などで一部異なる点もあります。
文字化け
データフィード上は問題なく表示されていても、設定すると文字化けしていることがあります。
文字コードの設定が原因です。基本的にはUTF-8に設定するようにしましょう。
Google広告はMerchant Center上で文字コードを設定することができます。
Merchant Center>商品>フィード>設定>フィード設定>エンコード設定
Facebook広告の場合は、設定するデータ自体の文字コードを正しく設定する必要があります。
アルファベットは正しく表示されていても日本語の文字だけ文字化けすることも多いので注意が必要です。
配信対象国による違いに対応できていない
配信対象国ごとにデータフィード設定のルールが異なる場合があります。
例えばGoogleショッピング広告をアメリカで配信する際には送料の設定が必須となります。
特に海外配信をする際はこういった取り決めが多いので、うまくいかない際はチェックするようにしましょう。
データフィードと広告アカウントの紐づけが上手くいっていない
データフィードが正しく設定されていても広告アカウントとの紐づけが正しくなく広告が配信されない、もしくは誤った情報が配信される場合があります。
データフィードの設定が完了したらIDなどをつかって、データフィード設定と広告設定が間違えていないか確認するようにしましょう。
設定は正しいはずなのに広告が配信されない
設定が正しいはずなのに広告が配信されない、もしくはデータフィードの変更が反映されない場合は、少し時間をあけましょう。
特にGoogle Merchant Centerは設定の変更が反映されるまで1日~3日程度の時間が必要なこともあります。
どうしても解決できない場合はヘルプセンターに問合せよう
色々調べても解決できない場合は、それぞれのヘルプセンターへ問い合わせましょう。
平日の営業時間内であればチャットによる問い合わせがスピーディーに解決できるためおススメです。