海外を飛び回る外資デジタルマーケティング会社への未経験からの転職

外資系求人の中でもWeb広告求人募集が格段に多い理由

デジタルマーケティングの求人は年々増加傾向にあります。その理由は、マーケティングにおける対象がフラットになってきたからです。インターネットが登場する前は、最先端の情報は都市部を中心にして生まれ、それから徐々に田舎へ広まっていきました。

郊外に住む人間は、ブームが廃るまで情報に接することすらないまま終わる場合もあったわけです。ところが、インターネットの台頭は物理的な住む場所の環境やインフラの不利を払拭することになりました。

情報はスマホ1台で世界中から集ってきますし、買い物もネット通販を利用すれば住まいの地域に実店舗が無くても商品を手に入れることができます。つまり、都会に住む人と田舎に住む人での差がなくなり、マーケティングの対象は格段にその領域を広げたわけです。

すると同時に、当然求人率も上がってくることになります。フィールドは国内にとどまらず世界にまで及んでいくことになるでしょう。当然使われるツールはネットを駆使したものとなり、デジタルマーケティングを行える人材は企業が喉から手が出るほど欲しいものとなっているのです。

なぜ大手広告媒体は外資系が強いのか

デジタルマーケティングの分野は、残念ながら日本企業はあまり強くありません。もちろん大手でグローバルに活躍している会社もありますが、先進的とまでは言えないのが現状です。その理由のひとつはやはり言語の壁です。島国である日本は長い歴史の中で海外との関わりをそれほど深く持ってきませんでした。

日本語は基本的に国内のみで通じるほぼ独立した言語となっています。それらの文化は否定されるべきものではありませんが、マーケティングの世界でいえば不利な条件となってしまいます。

例えばWEB広告業界はこの企業を中心に動いているとさえ言える、Googleを筆頭に、SNSの雄であるFacebook。その他にもEC大手のアマゾンをはじめ動的リマーケティングで有名なCriteoなど、海外勢が業界を占拠している状況です。

なぜかといえば単純な話で、英語圏と日本語圏の人口が全く違うからです。デジタルマーケティングは基本的にいかに大きな情報を分析していけるかにかかってきます。日本人だけを対象にするのと、英語が使えるすべての人を対象にするのとでは、効果が違ってくるのは一目瞭然でしょう。

ようやく日本もその危機感に気づき、国際的な教育を手がけようとしていますが、現状はまだまだ追いついていません。よって、手っ取り早く世界で活躍できるデジタルマーケターになろうと思うのであれば、外資系に飛び込むのがおすすめというわけです。

外資系マーケティング企業で働くメリットとは?

デジタルマーケティングの面白いところは、アイデアひとつで爆発的なブームを生み出すことができるところです。店舗を一軒ずつ回りながら徐々に宣伝をしていかなくても、うまくいけばたった一度の広告内容の投稿でそれが世界中に拡散することがあります。たとえば日本のお笑い芸人が英語の短いフレーズで『PPAP』という歌を作り、それを動画サイトに挙げただけで大ブームになりました。このような「仕掛け」を作っていくことがデジタルマーケターの仕事です。この歌も、おそらくすべてが日本語であったなら、これほどまでにヒットはしなかったのではないでしょうか。そういった広告プランを考え、実行できるスキルは大変価値があり、多くの利益をもたらすことができます。

外資系に転職し、海外勤務などを経験することで国際的な感覚を身につけることができます。海外にいるからといって日本の情報が入ってこないわけではないのです。むしろ、世界が日本人なり日本のブームなりをどのように見ているのか、客観的に分析することができます。日本の国内向けに生まれたサービスを世界に向けて発信することもできますし、逆に世界で流行しているものを日本国内へと勝負をしかけることもできます。

また、外資系は基本的に実力主義の会社です。マーケターとして勝負をしたいと思うのであれば、やればやるほどその見返りも大きくなっていくでしょう。もちろんその逆も考えられ、厳しい面も覚悟しておかなければなりません。ただ、転職を考える理由が、今の自分の実力に見合った報酬が得られていないと思うのであれば、十分にチャレンジしてみる価値がある職種といえます。

外資系企業へ転職して海外で活躍するためには当然ながら高いビジネススキルと共に語学力が必要とされます。学生時代に海外留学などを経験し既に英語が流ちょうに話せるのであれば問題ないのですが、そうでない場合は働きながら勉強し語学力を上達させる必要があります。ひと昔前であればとても困難なことでしたが、今はオンライン英会話などの働く人に最適な学習環境を提供するサービスが整っています。

語学力と共に身に着けたビジネススキルは外資系企業を退職した後でも大いに役立つでしょう。例えばマーケティングスキルと語学力を活かし日本企業の海外進出を支援する越境ECなどは成長産業ですが必要なスキルをもった人材が不足している状況です。日本の大手広告代理店はアジアを中心に海外支社を展開しており、そう言った場での活躍も可能となります。

外資系マーケティング会社への転職はキャリアの幅を大きく広げてくれることでしょう。

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