LODEOはサイバーエージェントが運営するスマートフォン専用の動画配信DSPです。
この記事では数あるDSPの中でのLODEOの特徴や活用方法を解説します。
LODEOの基本情報
LODEOは数ある動画配信DSPの中でスマホに特化した縦型動画配信で国内最大級を誇ります。
L画面占有率9割を超えるタテ型動画広告のインプレッション在庫が、月間で7.5億インプレッション、デイリーのリーチ数は1000万UB/日以上とタテ型動画広告の配信在庫を抱えています。
開発は約180人のエンジニアを擁するサイバーエージェントグループのアドテクスタジオで行われており、アドプラウド対策やDMPと連携した細かなターゲティング配信など、最先端の技術を常に取り入れています。
LODEOの特徴
縦型動画の配信
youtubeをはじめとした横長の動画ではなく、スマホの画面と同じ縦長の動画広告が配信できる点が最大の特徴です。
縦型の動画のメリットとしては、画面占有面積が高く大きな画面で動画を配信できる点です。
横型より大きな動画を配信できることから、通常の動画広告より高い訴求力を持った広告配信が可能です。
ABテストの結果からも縦型動画は横型動画に比べて高いブランド認知度を与えることが分かっています。
強固なブランドセーフティー対策
LODEOは米国の業界団体MRC(Media Rating Council)の基準をクリアした第三者機関であるIASでの計測を行い、ブランドセーフティを強化しています。
IASはデジタルメディアの品質評価・広告検証事業のリーディングカンパニーです。広告主はビューアビリティ(広告の可視性)を担保した上で、広告毀損リスクの計測が可能となり、不正なメディアに対する広告配信への対策(アドフラウド対策)強化することができます。
DMPと連携した豊富なターゲティング
LODEOは国内最大級のDMPであるインティメート・マージャーと連携し5000を超えるターゲティングカテゴリーを活用した広告配信が可能です。
インティメート・マージーは約4億件のオーディエンスデータが蓄積されており、年齢、性別の他、興味関心や職業などでのターゲティングが可能です。
LODEOを有効活用するポイント
LODEOは動画を活用したブランディング目的のプロモーションで使われることが多いDSPです。
効果を最大化させるには配信動画について以下の点にこだわることが大切です。
- 縦型専用の動画を制作する
- タッパブル機能を活用する
こだわるべき2つの点について詳しく説明します。
縦型専用の動画を制作する
多くのプロモーションにおいて、動画は横長の形式で作られており、LODEOで使用する縦長動画の用意はありません。
その為、LODEOでの配信においては、横長の動画を無理やり縦長に編集し配信することが多いのが現状です。
ただその場合、重要な要素が見切れてしまったり、視認性が悪かったり等し、縦長の動画フォーマットの良さを最大限活かせていないことがよくあります。
その為、多少費用は掛かったとしても縦長専用に動画を作成することが良い成果を上げるためには重要です。
タッパブル機能を活用する
LODEOでは、縦長形式の動画に加え様々なタイプの動画配信に対応しています。
Shoppable Video(ショッパブルビデオ)
動画上で商品のカタログをタップすることで、商品詳細ページに遷移させることなく、複数の商品の詳細を閲覧することができます。
Video on Video(ビデオ オン ビデオ)
動画上で、次の動画などその他の動画への導線を用意することができ、複数の動画の視聴を促すことができます。
Lead Video(リード ビデオ)
動画上で資料請求フォームを表示することができます。
Linkable Video(リンカブル ビデオ)
動画上に会社概要やキャンペーンページなどの任意のページへの導線を用意することができます。
まとめ
LODEOはサイバーエージェントが運営するスマホ向け動画配信DSPです。
横長より訴求力が高い縦長形式の動画配信を特徴とし、タッパブル動画など豊富な動画配信形式を備えています。
ブランディング等のプロモーションにおいて動画を活用したプロモーションは今後も大きく伸びていく市場として注目されているため、動画プロモーションの経験があまり無い場合でも積極的に活用していくことをお勧めします。