サイトのCVRを上げるための効果的な施策として離脱防止POPUPツールの活用が上げられます。
健康食品の集客用LPや商品点数が豊富なECサイトなどで、様々な場面で頻繁に使われる手法として注目を集めています。
そんな離脱防止POPUPツールの基本機能の紹介や、値段別のおススメツールなどをご紹介します。
離脱防止POPUPツールの基本機能とは?
ツール名の通りですが、ユーザーが特定のページやサイトから離脱しようとしたタイミングでPOPUPによるオファーを出し、別のページへ遷移させるためのツールです。
ここで言う離脱というのは以下の場合を意味します。
- PCでブラウザバーなどの画面外にカーソルが出た場合
- スマートフォンで戻るボタンを押した場合
注意が必要なのは、スマートフォンでスワイプで画面を消す場合などは離脱防止POPUPは発動しません。
なのでスマートフォンではPOPUPが発動できないケースが多いということです。
導入は非常に簡単で、基本的には指定のタグを設置するだけで、すぐに利用開始できます。
POPUPで表示できるのは、画像、テキスト、クリックボタンと遷移先のURL等です。
効果的な使い方としては以下のような方法があります。
- ユーザーの懸念点の解決策を提示
- 残り僅かなど今買うべき理由を提示する
- 特別割引きなどを提示する
- おススメサービスやサービスの特徴を強調する
ツールによりますが、プラスαの機能として以下のような機能もあります。
- ABテストツール
- POPUPクリック計測レポート
- POPUPクリック経由でのCV計測
- 特定の条件下でのみPOPUPを表示
- 滞在時間やスクロールでPOPUP表示(離脱前)
その他にもヒートマップやChatbotなどがセットになっている等の高機能なツールもありますが、当然費用も高くなります。
では、値段別におススメのPOPUPツールをご紹介していきます。
無料でも使える賢瓦
無料で使える大変おススメのツールが賢瓦です。
離脱防止POPUPが1つまで無料で使用できます。
POPUPの数を増やしたい場合は1980円/月で設置数は無制限になります。
全体的にとても安価なのでおススメのツールです。
高機能なCVR改善ツールPtengine
高機能なヒートマップツールとして有名なPtengin。実は離脱防止POPUPツールも活用可能。14日間無料体験もついている。
費用はヒートマップの申込が必要で、月約35,000円で(2020年8月時点)ヒートマップとPOPUPツールが活用できる。(最新の情報は公式サイトでご確認下さい)
ABテストやPOPUP発動の細かな制御も可能。ヒートマップ分析も含めCVRを改善していきたい人には賢瓦より高機能なのでおススメです。
Chatbot機能有りのRobee
Chatbot機能やヒートマップツールなども付き月額5万円~(月10万UU以上はつ追加ひよう)で利用が可能です。
他のツールの場合は、初期設定費がかかる場合が多いですが、Robeeは初期費用が無料です。
Chatbot含めたWeb接客機能が揃っており、同類のツールの中では安価に利用が可能です。
Chatbotでは自動シナリオ設定で、自動でユーザーの要望に応じて適切なページへ誘導することも可能なため、新規獲得に強いWeb接客ツールとなりWeb広告との併用で効果を発揮します。
ECカートのShopifyで使えるPrivy
世界で最も多く使われているECサイト構築システムを利用中であれば、無料で無制限に離脱防止POP機能を使うことができます。
月額$20~の有料プランに移行すれば、カゴ落ちユーザーへのメールマーケティング機能などその他の機能も活用可能です。
まとめ
離脱防止POPは各社から様々なツールが提供されています。
多くはその他のWeb接客機能とセットで提供されており値段が上がってしまいますが、無料で利用できる賢瓦などは使いやすいツールとなっています。
その他のツールも無料トライアルを設けている場合もあります。
プロモーションの規模や目的に応じて、ツールを使い分けサイトのCVRを上げていきましょう。