Outbrainは世界最大級のネイティブアド配信プラットフォーム(DSP)です。
海外だけでなく、日本での広く活用されているDSPになります。
この記事では、そもそものネイティブアドの説明からOutbrainの特徴や活用方法までを初心者の方にもわかりやすく説明していきます。
ネイティブアドとは?
ネイティブアドとは、広告掲載面の非広告コンテンツになじむように広告要素を減らしコンテンツ要素を強めた広告を意味します。
一般的に記事広告(記事LP)が使われることが多くあります。
広告要素を下げることで、広告への抵抗感を下げた状態で広告に接してもらうことができ、コンテンツとして捉えて貰えやすくなります。
同時にコンテンツ要素を強めているため、コンテンツで伝えたい内容である、商品活用のメリットや活用方法などを伝えることに適しています。
Outbrainはそのようなネイティブ広告に特化したDSPとして日本を含めた世界各国で活用されています。
Outbrainの特徴
Outbrainの特徴は主に4つあります。それぞれ説明していきます。
世界最大級のユーザーボリューム
Outbrainは、全世界で10憶人へのリーチが可能で、日本国内でのモバイルで4276万人、デスクトップで2159万人へリーチ可能という非常に多いユーザーボリュームを要しています。
因みにYahoo!JAPANのユーザーリーチ数がモバイルで約6,800万人、デスクトップで2100万人となっており、Outbrainはその多さに大きく負けないリーチが可能となっています。
バラエティ豊富で質の高い掲載面
Outbrainは質の高いメディアを中心に多くのメディアと掲載提携しています。
提携メディアの一部を紹介します。
Outbrain提携メディア抜粋 |
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毎日新聞社・YOMIURI ONLINE・日刊スポーツ・朝日新聞DIGITAL・GIZMODO・Socccer KING・マネーの達人・ESSE・オートックワン・goo・msn・BIGLOBE・Excite・TVガイドdaily・VoCE 等 |
広告掲載先の質の高さは広告の信頼性を高める上で非常に重要な指標となるため、Outbrainの提携先の質の高さは広告媒体選定の際の強みとなります。
約50の高性能配信アルゴリズム
Outbrainは200人以上の専任エンジニアを抱え、ユーザーごとの興味関心を常に分析し配信アルゴリズムの改善を続けています。
具体的には、ユーザー別によく読まれる記事や、過去の閲覧記事履歴、特定の記事を読んだ人は次にどのような記事を読みやすいのか等を分析し、広告配信に役立てています。
多様なターゲティング設定
Outbrainでは場所・デバイス・興味関心・訪問履歴などの一般的なターゲティングに加え、更に詳細なターゲティングも可能です。
Outbrainのターゲティング機能 |
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地域・OS・デバイス・リタゲ・配信除外・類似・興味関心・女性向けメディア・ビジネス・ファイナンス・男性向けメディア・性別・年齢・年収・職業・未婚既婚・子供の有無・企業情報・訪問ページのタイトル・携帯会社・TV視聴ログ・使用路線 |
尚、一部のターゲティングの利用には追加費用が発生します。
活用のポイント
Outbrainを最大限活用するポイントは、広告クリエイティブにあります。
1つは広告(タイトルとサムネイル画像)と、もう1つはクリックした後のコンテンツです。
タイトルとサムネイル画像制作時の注意点
関連性の高い画像及びタイトルの選定が最も重要になりますが、タイトルとサムネイル画像でそれぞれ注意すべき点を記載します。
タイトル制作に注意すべき点 |
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10本以上のタイトルを用意・20~40文字・実用性を感じさせる・質問形式・ターゲットを含める・「~してはいけない」等の否定的ワードを使う・数字やリスト表現を使う 等 |
サムネイル画像制作時に注意すべき点 |
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サイズ自動調整切り落としがあ可能性があるので文字やロゴは入れない・人が動いている画像よりも顔のアップを使う・五感を刺激するようなクローズアップ画像を使う・イラスト画像は避ける(掲載媒体が推奨していない為)・動物を入れるとCTRが高い・白黒の写真のCTRが高い 等 |
ここで紹介したのは成果の良い広告作成の一例になるため、広告配信後にABテストを実施し、広告の成果を高めていくことが最も重要となります。
遷移先コンテンツ制作時の注意点
テキストと画像サムネイルで構成された広告で、高いCTRを獲得したら、その後に遷移させたコンテンツでの読了率を高めるための遷移先コンテンツが重要となります。
遷移先コンテンツ制作時の注意点 |
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広告との関連性の高さ・コンテンツ主体えあること(申込フォームや広告文をコンテンツより上に配置してはいけない)・PDFコンテンツ不可・商品ページやHPへの遷移不可 等 |
専用の記事コンテンツを用意する必要があり、他の広告で活用している商品LPやHPのTOPへの遷移は審査に通りません。
広告バナーとの関連性が強く、読んだユーザーにとって実用性の高いコンテンツを作成することが重要となります。