Growaveの機能や設定方法を紹介|Shopifyのお役立ちアプリ

ECサイトで効率的に売り上げをアップさせるには、ユーザーレビューの活用やポイントプログラム、SNSの活用など様々な取り組みが必要です。

この記事で紹介するGrowaveはそれらの機能が1つのアプリで実装できる便利ツールで、Shopifyであれば簡単に低価格で実装可能です。

この記事ではGrowaveの機能や利用料、設定方法を説明していきます。

Growaveの基本機能

GrowaveではECサイトの売上アップに重要な様々な機能を実装することができますが、ここでは主な機能4つを紹介します。

Reviews(ユーザーの口コミ回収及び表示)

購入率を上げる上で重要なユーザーレビューの回収や、回収したレビューを商品詳細ページへ掲載することができます。

レビュー回収メールのデザインの変更や、いつ送るかもカスタマイズ可能です。

レビュー以外にもユーザーからの質問やその回答を表示させることもできます。

Google検索広告やShopping広告に評価を反映させる機能もついています。

一般的なレビューアプリに必要な機能は一通り揃っています。

ポイントプログラム

独自のポイントプラグラムを簡単に導入することができます。

ポイント付与のタイミングは、アカウント登録時・購入時・誕生日情報入力時などです。

付与するポイントも定率(購入金額の◯%オフ)や定額(◯ポイントで◯円引き)など設定することができます。

また送料無料のクーポンコードなども付与することができ、ユーザーのサイト内での様々なアクションを促すことができます。

お気に入りリスト

気になった商品をお気に入りに登録しておく機能も含まれています。

一度、お気に入りリストに商品を追加したまま、購入せずにサイトから離脱した場合は、リマインドメールで購入を促すこともできます。

また自身のお気に入りリストをSNSでシェアするとクーポンを上げることができる機能も付いています。

ソーシャルログイン

アカウント作成は人にとっては面倒に感じる場合もあり、アカウント作成でユーザーが離脱してしまうことも多くあります。

そこで便利なのがソーシャルログインツールです。

FacebookやTwitterなど普段よく利用するSNSの情報をつかって簡単にアカウント作成からログインまで済ませることができます。

Growaveでは、簡単にこの機能を導入することができます。

対応SNSはFacebook・Twitter・Google・Yahoo!・Tumblr・アマゾンです。

Instagram投稿表示

自身のInstagramから好きな投稿を選んで、サイトに組み込むことができます。

サイトからInstagramへ誘導しフォロワー増加を狙うこともできますし、Instgaramとカタログを連携させておけば、Instagramの写真から商品購入を促すことも可能となります。

Growaveの利用料金

無料から利用が可能で、ポイントプログラムやお気に入りリスト、ソーシャルログイン機能などが使えます。

ただ機能に制限があるため、$29.99のプラン以上がお勧めです。

各プランには無料トライアル期間が14日間あるため、一度試してみることをお勧めします。

Growaveのデメリットは?

便利なGrowaveの使いにくい点がいくつかあります。

コードの設定が必要

レビューを商品詳細ページに表示させたり、お気に入り追加ボタンを表示させるには、基本的には指定のコードをテーマファイルに手動で張り付ける必要があります。

指定された場所に張り付けるだけなので、慣れてしまえば簡単ですが、コーディングが苦手な人は少し大変に感じるでしょう。

操作のヘルプが英語

先程のコーディングの設定など専用のヘルプページで探す必要があり、これだけでもやや大変ですが、全て英語で記載されています。

そのため英語が苦手な人はなかなか読む気になれず作業が進まない可能性があります。

設定が反映されないことがある

正しく設定したつもりでも、設定がうまく反映されない場合があります。

これはGrowaveに限った話ではありませんが、おかしいなと思ったときはまずは、設定から1時間程度、時間をおくなどして設定が反映されるのを待ちましょう。

それでも反映されない時は、キャッシュの削除などを行い、最終的にはヘルプに問い合わせましょう。

まとめ

GrowaveはECサイトの売上アップに重要な主な機能を網羅したツールです。

Shopifyでは複数のアプリを導入するとそれぞれが干渉し合って上手く動作しないこともあるため、1つのアプリで全ての機能を実装できる点は大きな魅力です。

ただヘルプが英語だったり、コードの設定が必要だったりと、人によっては設定が大変な場合もあります。

そんな時はShopifyを活用したサイト制作の実績のある会社に相談するのも一つの方法です。