新卒での広告業界は激戦区
新卒での広告業界就活は転職時と比べても激戦となります。
特に電通、博報堂、アサツーディ・ケイ、東急エージェンシー、JR東日本企画、大広などの大手総合広告代理店の倍率は100倍を超えるなど激戦です。
総合広告代理店ランキング
No | 企業名 | 売上高 |
---|---|---|
1 | 電通 | 5兆1873憶 |
2 | 博報堂 | 1兆3350憶 |
3 | アサツーディ・ケイ | 3528憶 |
4 | 大広 | 1243憶 |
5 | ジェイアール東日本企画 | 1159憶 |
6 | 東急エージェンシー | 1046憶 |
7 | 読売広告社 | 717憶 |
8 | エヌ・ティ・ティアド | 708憶 |
9 | デルフィス | 624憶 |
10 | 朝日広告社 | 479憶 |
11 | オリコム | 459憶 |
12 | 新東通信 | 240憶 |
13 | ジェイアール東海エージェンシー | 228憶 |
14 | メトロアドエージェンシー | 195憶 |
15 | 小田急エージェンシー | 121憶 |
16 | 京王エージェンシー | 98憶 |
今や広告業界の主流となっているインターネット広告代理店の倍率も大手総合代理店に比べると下がりますが、依然、人気の就職先となります。給料は総合代理店に劣る面もありますが、WEB広告の成長性などを考えると総合代理店より必要なスキルが身に付くと考えることもできます。
ネット広告代理店ランキング
No | 企業名 | 従業員数 |
---|---|---|
1 | サイバーエージェント | 約4000人 |
2 | DAC | 約1800人 |
3 | セプテーニ | 約1300人 |
4 | アドウェイズ | 約1200人 |
5 | サイバー・コミュニケーションズ | 約950人 |
6 | アイレップ | 約800人 |
7 | 電通デジタル | 約750人 |
8 | オプト | 約650人 |
9 | D2C | 約600人 |
10 | ファンコミュニケーションズ | 約420人 |
11 | Speee | 約400人 |
12 | インタースペース | 約390人 |
13 | フルスピード | 約370人 |
14 | 博報堂DYデジタル | 約360人 |
15 | デジタルガレージ | 約350人 |
16 | Supership | 約280人 |
17 | バリューコマース | 約240人 |
18 | ペンシル | 約140人 |
19 | ジオコード | 約130人 |
20 | GMOアドパートナーズ | 約120人 |
21 | DAサーチ&リンク | 約110人 |
22 | スパイスボックス | 約110人 |
23 | フリークアウト | 約100人 |
24 | アイプロスペクトジャパン | 約50人 |
25 | リスティングプラス | 約50人 |
良くある就活での失敗談は大手の総合代理店やネット広告代理店の大手企業を中心に受けた結果、不採用が続き就活への自信を失ってしまうパターンです。
結果、中堅企業の選考前に広告業界を諦めてしまったり、選考時期を逃してしまうことが多くあります。
ある程度、人気企業で採用される確率は低いと割り切って中堅企業も始めから見ていくことが非常に重要となります。
WEB広告代理店やインターネット以外でも特化型の代理店等のスキルは転職時に 評価されて、大手企業へ転職できる可能性もあります。
中小企業では一人ひとりの担当業務範囲が広く幅広いスキルが身に着けられることや、 メディア側に近い距離で仕事ができる等、大手企業ではできない経験をすることができる場合もあります。
特にインターネット広告の中小企業などはネット広告全般のスキルを身に付けることができ、アフィリエイトのASPやSNS広告に強い代理店での経験などは、そのスキルを評価されて大手へ転職する等の事例も多い状況です。
新卒時はあえて別業界へいくことも有効な手段
これまで説明してきたように新卒の就活では広告業界の内定を得ることは難易度が高いと考えたほうが良いでしょう。
特にイメージ就職先を考えてしまいがちな新卒時のは華やかなイメージの広告業界に人気が集中しやすく、優秀な人であっても卒業直前まで内定が得られず就職活動をしている人の多くは広告業界志望者という一面もある程です。
そこでおススメなのが敢えて新卒では広告業界とは別の業界へ進むことです。
広告業界では電通など一部企業を除き、中途社員への門戸は比較的広く設けられているため、別業界で広告業界で役立つスキルを身に付けそれを武器に転職するというのは非常に有効な手段となります。
では転職時に広告業界で評価されるスキルはどんなものがあるのか説明していきます。
まずは広告業界でメジャーな広告主と同じ業界への就職です。
銀行や消費財メーカーなどが最も理想的ですが、それらの企業も新卒での内定倍率は高い傾向にあります。旅行や不動産、人材系なども広告主としては多いため転職時には活かせるジャンルとなります。
そういった企業でマーケティング職などの広告代理店とやり取り職種に就けると理想的ですが、それ以外にも転職時に評価されやすい職種が営業職です。
その理由の一つは広告代理店側でも営業職はあり同じ職種なのでスキルが活かせること。他にも営業職以外でも営業の立場を理解して仕事を進められる広告運用側としても評価されることがあります。
新卒時には毛嫌いする人もいる営業職ですが、どの業界でも存在するため汎用性があり、他の職種に就く際にも評価されやすい職種と言えます。
その他にも制作会社や経営コンサルティング業界などのスキルも評価されやすいでしょう。
多くの選択肢が就活成功の秘訣
就活を成功させるためには多くの情報収集により選択しを増やすことが最も重要です。
特に広告業界は企業により業務が細分化されており、運よく内定を得た入社後のミスマッチを防ぐためにも企業情報などの情報収集が重要になります。
その方法としては就活サイトでの情報収集や合同会社説明会や学内就活セミナーなどへの参加やOB・OG訪問などが考えられますが、近年増加しており他の就活生を差をつける有効な手段が就活エージェントの活用です。
エージェントサービスとは転職では一般的ですが就職のプロがマンツーマンで就職の相談にのってくれ、業界や職種、企業情報を説明してくれるだけではなく、他には出回っていない求人を紹介してくれたり、面接のアドバイスなどを通じて内定を得やすくするなどサポートをしてくれます。
就職エージェントサービスではDYMが有名です。
これまで正社員としての就職実績が5000名にもなります。求人も2000社以上と多く保有しており、中には数は少ないですがサイバーエージェントなど大手の求人も含まれています。
その他にもレバレジーズのキャリアチケットも有名です。
丁寧なカウンセリングに定評があり、様々な就活の悩み解決に力をかしてくれます。
これらのサービスは全額無料で利用できるため少しでも可能性を広げるために積極的に活用していきましょう。
また4年生の後半戦など遅い時期の就職活動にも積極的に力を貸してくれるため、相談に行く時期はあまり考える必要は無いでしょう。
新卒向けの就活エージェントをご紹介
JobSpring
学生のキャリアに着目した紹介企業や非公開求人が約1000件 エージェントが入社後のキャリアプランまで考えて紹介をします。
丁寧なヒアリングから得た情報を元に、学生一人一人に合った求人を紹介します。その為、内定率の高さと早期離職の少なさが強みです。
エージェントのサポートにより、内定獲得の支援を受けることができ、 万一不合格となった場合も不合格理由から他社選考への戦略を一緒に練ってくれます。
その内定率は91.7% 、活躍できる企業の紹介をするため早期離職※は0.1%となっています。 ※早期離職とは3年以内に離職することを指します。
応募書類の添削・面接対策等一人ひとりに合わせた徹底サポートで内定決定率の高さを実現しています。
