英語転職に向け全力で1週間フィリピン・セブ 留学をやりきった学習効果は?

社会人で英語力を向上させたいが、海外語学留学に行くための長期休暇が取れない。休めたとしても1週間が限界、、、という人は多いのでは無いでしょうか?

ただ、「1週間の留学では語学力は伸びないから意味がない」というのも良く言われることです。

そうは言っても長期休暇は仕事の関係で取れないし、、、今回、そんな同じ悩みを持つ人向けに、フィリピン・セブ での本気で取り組んだ1週間語学留学での英語学習の成果や感想を書いていきます。体験記に良くある、「日本で基本的な文法はマスターしておいた方が良い」や「レッスンを取り過ぎて復習する時間が取れなかった」等の問題点は予め対応済みです。1週間の超短期留学でどこまで英語力を伸ばすことができるのか、この点に注力しました。

既にご存知の方も多いと思いますが、何故アメリカやヨーロッパなどではなくフィリピンが良いのかと言うと授業が基本的にマンツーマンだからです。

アメリカやヨーロッパでの語学留学経験もありますが、グループレッスンになるため、1レッスンの多くは先生や他の生徒の話を聴いている時間に割かれます。一方でフィリピン留学では1レッスン全てが自分1人のための時間となるため、スピーキングでは授業時間の半分の25-30分話すこともできますし、自分の弱点克服に授業をカスタマイズすることもできるため学習効果がかなり高まります。

更に費用も欧米よりかなり安価に抑えられるので、長期休暇が取れない社会人にはフィリピン語学留学がもっともオススメです。

今回1週間の超短期留学の効果を最大化するために次の目次に記載してあることに取り組みました。

土日にも授業を追加できる学校を選択して、レッスン日を増やす

通常フィリピンの語学学校は土日は授業がありません。 なので、普通に行くと、日曜日に現地に行き、月曜日はオリエンテーションで場合によっては1日授業無。 火曜日から金曜日まで4日間授業を受け、土曜日に帰国となります。つまり4-4.5日しかみっちりレッスンを受けられないのです。

そこでまず、土日に授業があるスクールを選びます。数は少ないですが幾つかあります。そして、土曜日を移動日にして、 日曜日にレッスン開始、その後は通常通りに過ごし、最後の土曜日にも授業を入れ、日曜日に帰国します。 そうすることで、4-4.5日の留学が6-6.5日と約1.5倍の期間に伸びます

4日も6日もあまり変わらないという指摘はあるかと思いますが、1週間をどう最大限活用するかという観点では有効な手段となります。 ただ、普段の仕事で疲れた状態で休息なしでハードな語学に突入し、終わってからも休みなしで普段の業務に戻るので、 かなり疲れます。

授業時間も通常より多い1日9レッスンに!

授業は多くが1日7-8時間でマンツーマン5-6時間、グループレッスン2時間などです。

そこに追加で授業を追加します。このやり方は反対意見も多く、その理由がレッスンを詰め込み過ぎて、 振り返りの時間が持てず学んだことが身につかないというものです。

ただ、そんなことを言っていては短期間で効果を最大化できないので授業はできるだけ追加して1日の最大数を取りました。(1日9コマなので追加1コマですが)

毎日自習してしっかり復習する

1日9レッスンに!の続きですが、レッスンを入れすぎて振り返りができなかった、、、とならないように晩御飯の後は遊びに行かず復習に取り掛かりりました。

復習は本当に大切なので必須です。また復習以外にも予習も大切なので、夜も2-3時間は自習しましょう。

日本での普段の学習を留学中も継続

日本での普段の勉強はオンライン英会話をメインに活用しています。日本の学習にフィリピン留学を追加したらより学習効果が高まるのではないか?と思い、 フィリピンでも夜の自習時間を使って、フィリピン人とのマンツーマンオンライン英会話(大手のレアジョブ)を続けました。レッスン中に「今、フィリピンにいるんだ~」等と話すと、会話も盛り上がり楽しかったです。

ハードな英語留学の疲れはありましたが、英語漬けの環境でのレアジョブ英会話は普段よりも流暢に話すことができ、少し上達してる(?)と感じることで、モチベーション維持にも役立ちました。

留学前後の勉強も留学をモチベーションにペースアップ

これが実はかなり重要だと思っています。留学が決まってからは勉強にも身が入ります。また留学後も留学での学習効果を失いたくないと 勉強時間が増えます。

日本で英語を勉強している多くの人が実生活で英語を使う機会が少なかったりして、モチベーションが下がっていったり、 学習がマンネリ化したりすることはよくあると思います。そうならないようモチベーションを上げ、日々の学習の効果を高めことはとても重要です。

私も留学前はオンライン英会話の回数を1日1回から2回に増やしたり、英会話カフェなどに行き英語を使う時間を増やしました。 留学後も高いモチベーションでそのペースを維持しています。来月は久々のTOEICも受験予定です!

文法など基本は既にマスターしある程度、話せる状態をつくる

「文法とか実は良くわかってない、、、」という状態で語学留学に行かれる方は良くいます。 文法など気にせず、とにかく話す!という人はまだ良いのですが、多くの日本人は「正しい英語を話したい」や「間違った英語を話していたら恥ずかしい」と 気後れしてせっかくのマンツーマンレッスンでもあまり話せず終わってしまうことが多いです。

またフィリピン留学では文法の授業は殆ど無いですし、文法を英語で教わるのはそれなりに語学力が必要なので、 現地で伸ばそうとするのは難しいです。しっかりと文法は学んでから行きましょう。 多くの日本人同様、私も文法は大学受験で重点的に取り組み、その後も機会を見つけて分からない部分は参考書で学ぶようにしていたので、 文法に関しては習得している状態でフィリピン留学を始めることができました。

レッスンはできるだけ要望を出して自分の弱点克服にカスタマイズ

最後のポイントですが、これが最も難しく、多くの人が取り組めずに終わる点かと思われます。 特に1週間の語学留学では、授業を理解し、自身の課題を理解し、それをカスタマイズする要望を出すのはなかなか難しいです。

そこで事前に各授業がどういう目的をもってどのように進むのかを把握するようにしましょう。 入学前の案内やHPの情報や体験談、スタッフの人に情報を貰うようにしましょう。 それと同時に自分の弱点についてもしっかりと考えてからフィリピン留学に臨みましょう。 発音であれば特にどの発音が良く分からないのか、どんなシチュエーションの英語力を伸ばしたいのか、 ライティングやリスニングなどどこを特に伸ばしたいのか。

そして授業が始まったら、遠慮せずに先生とレッスンの進め方について意見交換をしていきましょう。 そうしないとせっかくの授業が何となく過ぎて行ってしまいます。1日の後半の授業は生徒も先生も疲れていて、 普通にテキストの問題を解いて、答え合わせをする等の日本にいてもできる、しかも簡単すぎて学びの少ない レッスンとなる場合も多くあります。 私の場合もまさにそんな状況になっていたので、「記述問題(電話対応関係の)はいらないから、電話対応のシミレーションがやりたい!」と申し出て、 ひたすら色々なパターンでの電話会話をトレーニングしました。

結果は?

そうして、最大限1週間留学の効果を引き出し臨んだフィリピン留学ですが、 結論、1週間では語学力の向上はほぼなかったと感じています。

留学中に学んだ単語やフレーズ、発音の改善などは多少ありましたが。 語学力が1ステージ上がったと言った効果は感じられませんでした。

そして改めて感じたのが、日本での普段の継続的な学習に勝るものはない、ということ。日本にいても今はオンライン英会話のレアジョブで毎日マンツーマンでレッスンも受けられます。それを3ヶ月-6ヶ月続けることで確実に成長できます。(それを継続させ、更に向上させるためのモチベーションアップの効果はありました。私はオンラインだけだとマンネリになりやすいなと思い、留学を機に対面形式のシェーン英会話教室にも通い始めました。)

ただ、1週間ずっと英語学習に没頭したことで、現状の弱点やそれを克服するための普段の勉強方法を見直すための時間としては効果的だったなと感じました。なので、今回学んだ普段の学習の足りない部分を改善して、更に語学力を高めることができるなと感じています。

因みに今回、留学を通して発見できた私の課題は次の通りでした。

・聞き取りやすい伝わる話し方(発音や声量)ができていなかった

・短文ばかりで話していて、論理的にある程度長い文章を話すことが苦手だった

・特定の状況の学習ばかりで、ビジネスシーンや日常生活などで使える英語の学習が少なかった

留学後はこれらの課題を意識して勉強することで、日々成長を感じることができています。

語学力とは直接関係ないですが、英語を使って転職する際には外国人と一緒に働く機会も多くなると思いますが、 語学学校での外国人と日本人が一緒に働いている様子は、その学校では良い事例としてとても参考になりました。 留学に行った際には是非、そういう点でも良く観てみて下さい。

9.まとめ


社会人に人気のフィリピン留学ですが、1週間しか休みが取れない人が行くと最大でどれくらいの効果を得ることができるのかというと、 殆ど効果は無いです。ただ、留学前後のモチベーションアップで日々の勉強の効率が上がったり、自身の課題が明確になるというメリットはありました。

やはり日々の積み重ねが一番!

最後にフィリピン留学の企業を幾つか紹介します。

グローバルでクリエイティブな仕事をしたい方のための新しいセブ島留学「Monstar Academia」

日本人による日本人のためのフィリピン セブ島留学 First Class

フィリピン・セブ島留学 サウスピークへの留学

フィリピン・セブ島留学 MeRISE留学(ミライズ) 

日本最大級の留学情報サイト【School With】