障がい者雇用の実態
2018年4月1日に、障害者雇用促進法が改定されました。障害者雇用促進法とは、障がいのある方が就職しやすくなるように、事業主に一定の雇用を義務付けたり、障がいのある方への公的な支援をしたりすることなどを定めた法律です。
改定されたことによって、以前よりもさらに雇用率をあげることが義務付けられました。ただ、2016年時点で法定雇用率を達成している会社は全体の半数以下と、非常に低い結果が出ています。
今回改定されたことによって、障がいを持つ方の就職への扉が大きく開かれることが期待される一方で、これまでの状況を打破できるかどうかはまだ未知数なのが実情です。
障がい者雇用に積極的な会社とは
WEB広告やWEB制作の仕事をおこなう会社では、障がいを持つ方の雇用に積極的な企業が多く見られます。有名な企業で言えば、ヤフー株式会社もその一つです。
ヤフーの採用ポリシーとして、障がいの有無にかかわらず、本人の適性や能力、働きたいという意欲を重視するということが明記されています。ホームページでは実際にヤフーで働いている方のインタビューなども読むことができ、障がいを持つ方に対して忌憚なく求人をおこなっていることが分かります。
トランス・コスモス株式会社という企業では、障がいを持つ新卒、中途採用、経験者の方向けに、幅広く求人を出しています。障がいの有無にかかわらず、それまでの経験や持っているスキルが存分に発揮できる環境だと言えます。
WEB制作などの専門的なIT技術を持っている方や、それまでに仕事で経験したことのある方であれば、よりいっそうのスキルアップやキャリアアップに繋げることができるのがメリットです。また、未経験であっても、最低限の知識があり、意欲が認められる場合であれば、採用してもらうことができるでしょう。
転職するなら障がい者雇用に積極的な会社を選んだ方が良い理由
転職や就職でWEB広告会社を探しているとき、障がい者雇用率が高い会社であるかどうかは判断基準として大きなポイントです。
これは就職を考えている障がいのある方はもちろん、WEB広告業界に転職しようと考えている全ての人に当てはまります。というのも、障がい者雇用率が高い会社は、バリアフリーなどの設備が整っており、障がいを持つ方を受け入れる体制と、それに投資できるだけの余裕がある会社だと言えるからです。
さまざまな人材を受け入れる方針の会社の方が、誰にとっても仕事をしやすい環境と雰囲気づくりに力を入れています。
障がい者雇用をおこなっている会社を探すには
障がい者の雇用をサポートする目的で作られた求人サイトを見ると、求人を出している企業の一覧を見ることができます。atGP転職という求人サイトも、障がい者の就職および転職を応援するサイトです。
手っ取り早く求人を見つけたい場合には、このような専門の求人サイトをのぞいてみるのが望ましいと言えます。また、atGP転職では、Web・IT就労移行支援サービスとして、Web業界に転職を考えている障がいを持つ方へ向けた転職支援サービスもおこなっています。
このような転職エージェントを利用することで、よりスムーズに、そして確実に転職を成功させることができるのです。転職活動において重要なことは、豊富で正確な情報を集めること、そして対策をしっかりと練ることです。一人では難しいことでも、転職エージェントに相談しながら取り組めば、その負担は軽減されます。
