短い動画を簡単に編集・共有して楽しむことができるアプリTik Tokや、Buzz Videoの運営会社のBytedance株式会社。
急速に世界中でユーザーを増やす反面、アメリカでの事業に政府から規制がかかるなど何かと話題が多い企業です。
現在、日本でも積極的に中途採用をおこなっており、転職を検討している人も多いのではないでしょうか?
この記事ではwebマーケティング業界での転職を複数回した経験をもとに、Bytedance者への転職希望者が知っておくべき情報をまとめました。
ByteDance株式会社の基本情報
本社 | 中国 |
創業者 | 張一鳴(チャン・イーミン) |
設立年 | 2012年 |
従業員数 | 6万人 |
日本オフィス | 東京・大阪 |
国内事業開始年 | 2016年 |
国内従業員数 | 112人 |
その他の拠点 | ロサンゼルス・ロンドン・パリ・ベルリン・ムンバイ・シンガポール・ジャカルタ・ソウル等 |
主なサービス | Tik Tok, Buzz Video, Douyin, Toutiao, Xigua Video, Ulike, Vigo Video, News Republic, Lark, Helo |
中国で2012年に創業し、8年間で従業員数6万人、世界中にフィスを構え、150か国にサービスを展開するグローバル企業へと成長しました。
創業者の張一鳴(チャン・イーミン)は大学でプログラミングを学んだのち、幾つかのベンチャー企業を経験し、ByteDanceを立ち上げています。
実はTik TokやBuzz Video以外にも多くのサービスを展開しています。Larkは日本とシンガポールでリリースされており、企業向けに「チャット」「スケジュール」「シェア」などの機能をもつコミュニケーションツールも展開しています。
ただ、日本で募集中の求人は主にTik TokやBuzz Video事業となります。
今後他のサービスを国内で展開する場合はそれらの業務に関わる可能性もあるでしょう。
職種別の主な業務内容
日本はTik Tokユーザーも多く、中国以外の国の中で重要国として位置づけられており、積極的に事業展開と共に採用にも力を入れています。
外資系ということもあり、言語力(中国語・英語)が扱えると歓迎はされますが、必須ではありません。
主な募集職種は以下の通りです。
自社媒体のプロモーション担当
自社アプリのダウンロード数促進プロモーションやその後の利用促進のためのプロモーションを担います。
Web広告を中心とした広告代理店などでの広告運用経験者に向いています。
特にアプリマーケティングの経験者は経験値を活かすことができるでしょう。
セールス担当(広告代理店)
Tik TokやBuzz Videoへの広告掲載を増やすため、広告代理店向けに自社媒体の活用を促す役割を担います。
広告代理店を通じて、国内大手広告主を中心に自社媒体を活用したプロモーションを提案できます。
代理店各社とのコネクションも気づくことができるため、貴重な人脈も築くことができます。
セールス担当(広告主)
自社媒体を広告主に直接提案し活用を促します。
大手ばかりではなく、中小案件を扱う機会も増えてきます。
直接提案できるため、広告主と二人三脚でプロモーションにより深く関わることができる点が魅力です。
ソリューション担当
セールス担当が獲得してきた案件の提案サポートや初期設定などを担当します。
自社メディアの運用に強くなることができるため、将来的にTik TokやBuzz Videoの運用者としての転職も視野に入れることができます。
広告審査担当
広告主の広告審査を担います。
単純に個別の広告を審査するだけでなく、審査基準の調整や審査オペレーションをより効率化する仕組みづくりなどにも関わります。
給料や福利厚生は?
外資系という点や、成長企業ということもあり、給料は高い傾向にあります。
多くの求人で500万円~となっており、上限も1,000万円を超えています。
Web広告業界での経験や語学力がアピールできれば大きく年収を上げることも可能でしょう。
給料以外にも福利厚生にも力をいれており、3食の食事が無料で提供されたり、フルーツなどの間食も提供されています。
今後も、福利厚生には注力していくと思われるため、良い待遇を受けられる可能性が高いでしょう。
ByteDanceの社風は?
社員の行動規範として「現状に満足せず、高みを目指し続ける」などベンチャー気質を失わないことを重視している。
会社の成長スピードが速いことも影響して、かなり変化が激しく、若手でも様々な業務を任されることが多いようです。
社内ルールの変更や異動、新たなメンバーの追加など変化が激しいため、そういう環境を前向きに捉えられる人には向いていると言えます。
WEBマーケティング業界の転職におすすめの転職エージェントを紹介!!
マスメディアン
デジタルマーケティング・WEB広告業界を目指すならまずは登録すべき広告・WEB・マスコミ業界に特化した専門の転職エージェント
対応エリア | 強み |
全国対応(東京・大阪・名古屋・福岡・金沢・オンライン) | 広告業界特化 |
広告業界に特化した転職エージェント。WEB広告の案件も豊富に抱えており、業界に詳しい転職エージェントが一から丁寧に教えてくれ、業界未経験者にとっては非常に強い味方となる。一概にWEB広告と言っても仕事内容は会社によって大きく異なり、転職したが思っていたことと違っていたという失敗に陥らないためにもより詳しい転職エージェントに相談する必要がある。
最近では、インハウス求人(一般企業の宣伝、広報、マーケティング、デジタル・Web、クリエイティブ部門の求人)も増加している。
エリアも東京・名古屋・大阪・福岡・金沢と全国の主要都市に対応している。面談に行くと専門情報誌の「宣伝会議」が1冊貰える特典も。