GTMでリンククリックをCV計測する方法

Google Tag Manager(以下GTM)は無料で利用可能なタグ管理ツールとして広く活用されいます。

様々な活用方法があるなかで、クリックをCV計測する理由や方法を説明していきます。

クリック計測の方法

クリック時に発火するトリガーの設定方法を説明します。

まずは変数設定からリンククリック関連のモノを追加します。

次に指定のリンククリックの場合は、遷移先のURLを指定します。

外部サイトへのリンククリック全てを計測したい場合は、自社サイトのURLに含まれる文字列を設定して、それが含まれない場合に発火という条件指定にします。

リンククリックCV計測が必要な場面

リンククリックCV計測が必要なケースについて解説していきます。

アフィリエイトサイトの成果計測

アフィリエイトサイトでの集客プロモーションの場合、多くのケースででアフィリエイトサイト以降のクライアントLPやサンクスページにタグを設置することはできません。

あくまで登録しているアフィリエイト計測システム経由で成果を把握します。

さの際に、アフィリエイター側から計測できる最も最終CVに近い地点がアフィリエイトリンククリックとなるため、そこをCV地点として登録します。

ECサイトのカート追加ボタンクリック

欲しい商品を見つけてカート追加ボタンを押した際に、自動的にカートへ移動しない場合にカート追加ボタンクリックをCV計測します。

カートへの追加ボタンを押せば必ずカートページへ遷移する場合は、カート訪問をCV地点として登録して問題ありません。

ページ遷移を伴わないクリックイベントを計測したい場合

補足説明が必要かと思いますが、あるページでボタンをクリックすると、隠してあったコンテンツが表示されるという仕様のページがあったとします。

その場合、URL指定でのCV計測ができないため、クリックという行為自体をCV地点として登録する必要があります。

GTMのトリガー設定の際にはリンクのクリックではなく、全てのクリックを選択するようにしましょう。