アプリマーケティングとその他の商材のWebマーケティングの違い

ゲームや健康管理などのお役立ちアプリのインストールを目的としたプロモーションは健康食品やアパレルなどのWebマーケティングとは大きくことなります。

広告で活用する媒体から成果計測ツールまで異なってくることから、アプリマーケティング以外のWebマーケターからするとアプリマーケティングはよくわからないことだらけという状況です。

この記事ではWebマーケティング業界への転職希望者向けに、アプリマーケティングとその他の商材のマーケティングの違いを解説します。

転職先を決める際に、どちらの分野に進むかの参考にして下さい。

活用する広告媒体の違い

アプリマーケティングでは、アパレルやコスメ等のWebマーケティングとは活用する広告媒体や広告メニューが異なります。

アプリマーケティングの主な広告メニュー

  • Apple Search Ads
  • アプリキャンペーン(Google広告)
  • その他の広告媒体のアプリ専用メニュー

アプリマーケティングで活用する広告媒体として特殊なのは、Apple Storeでのプロモーションが可能なApple Search Adsがある点です。

アプリをインストールする際には、Apple StoreかGoogle Playを利用しますが、そこで広告を出すことにより、インストールに結び付ける可能性を増やします。

Google Playでの広告出稿はGoogle広告のアプリキャンペーンを活用します。

またその他のTwitterやSmartNewsなどの広告媒体でも、アプリインストールプロモーション専用の広告メニューが用意されており、そちらを活用する必要があります。

計測ツールの違い

アプリインストールマーケティングでは計測媒体として、Firebase・AppsFlyer・adjustなどを導入することが一般的です。

Apple Search Adsなどの広告媒体上で計測できるのは、アプリのインストールまでを計測できますが、それ以降は計測できません。

一方、Firebase・AppsFlyer・adjustといったアプリ計測ツールを導入すると、アプリインストール後の、アプリ起動やログイン、課金などの細かなイベントも計測することができます。

その為、インストールして終わりではなく、インストール済みのユーザーに対して課金を促したり、休眠してしまったユーザーに再度活用してもらうようなキャンペーンを施策などが可能となります。

アプリ計測ツールの導入が必要な理由としては、アプリインストール時にはApple StoreやGoogle Playなどを通るためそこで必ず、セッションが切れてしまう点があります。

その為、アプリ計測ツールではデバイスベースで計測することでこの問題を解決しています。

iosのデバイスIDはIdentity For Advertisers(IDFAもしくはIFA)と呼び、AndroidのデバイスIDはGPS ADID(Google Play Services ID for Android)と呼びます。

アプリ計測ツールの導入方法

Firebase・AppsFlyer・adjustなどの導入はGoogle Analyticsの設定とは大きく異なります。

最も違う点は計測タグの設定先です。アプリマーケティング以外では、遷移先のWebサイトにタグを設定しますが、アプリマーケティングではアプリの中に実装する必要があります。

アプリマーケティング以外を担当してきたマーケターからすると、Webサイトへのタグの設置はそれほど難しい作業ではなく、エンジニアの手を借りることなく対応が可能です。

一方でアプリへのタグの設置となるとアプリ開発エンジニアの協力が必要になるため難易度が高くなってしまいます。

まとめ

アプリインストールを目的としたマーケティングは物販などの他のWebマーケティングとは活用する広告媒体や広告メニューが異なります。

また計測ツールや計測指標も異なる為、アプリマーケティングとその他の商材のマーケティングでは市場が大きく分かれてしまっており、別の市場での経験が活かしにくい状況となっています。

転職の際には、自分自身の活躍していきたい市場をアプリかそれ以外か見極めた上で動いていくことが重要となります。

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