WEB広告業界への転職

DYメディアパートナーズやDYデジタルって?博報堂グループ各社の違い

デジタルマーケティング・WEB広告業界への転職

homeWEB広告業界への転職ノウハウDYメディアパートナーズやDYデジタルって?博報堂グループ各社の違い

DYメディアパートナーズやDYデジタルって?博報堂グループ各社の違い

[目次]




1.博報堂DYグループの概要



no-img2
転職はじめ

博報堂ってDYとかメディアパートナーズとか色々ついていて良く分からないのですが...。

no-img2
フクロウAgent

転職する上ではその辺りの理解は重要なので、まずは博報堂グループの全体像から説明していこう。

広告業界で電通につぐ第2位であり、業界の二大巨頭を形成する博報堂。

2003年に株式会社博報堂DYホールディングスが設立され、その傘下に博報堂の他、博報堂につぐ業界大手の大広、読売広告社が加わっています。 そして、博報堂DYメディアパートナーズが設立されました。


no-img2
転職はじめ

博報堂DYメディアパートナーズって何をする会社なんですか??

no-img2
フクロウAgent

博報堂DYメディアパートナズは合併した3社のメディア事業を統合させた組織なんじゃ。


博報堂DYメディアパートナーズはその3社のメディア事業(媒体社側とのやり取りを行う事業)を統合した組織となります。

クライアントとのやり取りを行う営業機能はグループ企業各社の博報堂・大広・読売広告社が引き続き実施し、媒体社側とのやり取りを博報堂DYメディアパートナーズに取りまとめて、ノウハウの蓄積、効率化の推進、媒体側との交渉力を高める等のメリットを狙った組織体系を形成したことになります。

しかし、よく見ていくと更に別の企業名が出てきます。それは博報堂DYデジタルです。

2016年、デジタルマーケティング領域の一層の強化を目指して、博報堂DYメディアパートナーズ内のデジタル部門であるi-メディア局等の組織と、デジタルマーケティングソリューションを提供する株式会社博報堂DYインターソリューションズを統合してできた組織が博報堂DYデジタルになります。

グループ3社のメディア事業を統合した組織から、デジタル部門を分離独立させ一層の強化を目指した形です。

2.運用実務などをこなすグループ企業



no-img2
転職はじめ

博報堂グループは博報堂・大広・読売広告社とDYメディアパートナズとDYデジタルの5社ということですね?

no-img2
フクロウAgent

そんなことはない。博報堂グループはその他にも地方企業や広告運用の実務を行う会社や特定の目的に特化した企業などまだまだ沢山あるぞ。

営業機能は各代理店が実施し、メディア事業は博報堂DYメディアパートナーズに統合しましたが、北海道博報堂などの地域企業や特定マーケット広告主案件に特化した企業、マーケットを問わず特定の目的に特化した企業、広告手法別のメディアとのやり取りやクリエイティブの制作を行う企業が存在します。
これまで説明してきた各社の事業領域は完全には役割分担が異なってはおらず、重なる部分が多々あります。

その中でも各社の目的や強みは独自な点があり広告主のニーズにできるかぎり細かく応えられる体制の構築を目指しています。 そしてそれぞれの企業でも独自に営業が存在し、営業活動を行っています。

2-1.地域企業



地方の広告主の開拓や、都市部の大手クライアントの地域支店でのプロモーションを博報堂と連携して行うことを目的に設立された地域事業企業です。

北海道博報堂/東北博報堂/新潟博報堂/北陸博報堂/静岡博報堂/中国四国博報堂

愛知や大阪、九州などは地域企業は設置せず、博報堂の地域支店としてカバーしています。

2-2.クリエイティブ系



■博報堂ケトル
2006年設立。あらゆるコミュニケーションの手口をゼロベースで発想する少数精鋭集団。プロモーションの軸となるアイデアを考え、それを制作物やプロモーションプランに落とし込み実施までをトータルで管理する。プロモーションの企画に強みのある会社。

■HAKUHODO DESIGN
デザインによるブランディングの専門会社。企業・商品ブランドの戦略立案からスタイル規定、シンボルデザイン、パッケージ・空間デザイン、コミュニケーション展開までの一連のブランドソリューションを提供している。

■博報堂プロダクツ
2005年、株式会社博報堂プロマーク、株式会社博報堂フォ トクリエイティブ、株式会社博報堂インセンティブプロモーションズの3つの制作会社が統合され、総合制作会社として設立された。CM制作・印刷物・イベント企画など様々な制作物を手掛ける。

■博報堂クリエイティブ・ヴォックス
1999年設立以来、CM制作を中心に花王のソフィーナやエン・ジャパン、大塚製薬のポカリスエットなど手掛ける少数精鋭集団。

■博報堂アイ・スタジオ
2000年設立のグループ内でデジタル領域の制作に特化した制作会社。約300名の体制で大規模なWEBサイトなどの企画、制作などを行う。2009年より同グループ会社内でWEB広告運用に強みのあるDACと博報堂の連結子会社となる。

2-3.WEB広告系



■スパイスボックス
2003年設立のWEB広告専業の広告代理店。SNSマーケティングに強みを持ち、AIを活用した広告配信システム「Think」や自社メディアの運用なども手掛ける。約120名の体制。

■デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)
1996年設立のWEB広告全般の媒体の買付や運用、広告配信や管理システムの開発を行う。グループ内でWEB広告運用の中核を担う。2,000名を超える大きな体制。

■アイレップ
1997年設立。WEBマーケティングのリスティング広告やSEO施策に強みのあるWEB広告専業代理店。DACと協力してD.A.コンソーシアムホールディングス株式会社を設立しDACとの業務提携を年々強化させ事業の整理や強化を行っている。

■プラットフォーム・ワン
2011年設立。広告配信システムのDSP「MarketOne」や媒体向けのシステムSSPの開発・販売を行う。

■カラック
2005年設立。SBIグループのハウスエージェンシーでありながら博報堂グループにも属す。金融案件やアフィリエイト広告に強みを持つ。

■ユナイテッド
1998年設立。DSP「Bypass」やSSPの開発。モバイル動画広告配信の「VidSpot」の開発やゲームや非ゲームのアプリ開発を行う。エンジニア集団。

■Handy Marketing
2016年設立。博報堂DYメディアパートナーズ、Yahoo! JAPANデジタル・アドバタイズ・コンソーシアムの3社が、データマーケティングの発展を目的とし、各社のデータ分析・プラニングノウハウを最大限活用したプラニングツール開発、及び関連サービスの開発を行う企業。

2-4.海外案件



■TBWA/HAKUHODO
世界最大の広告会社グループであるオムニコムグループの1社であるTBWA/JAPANが前身で、同じくオムニコムグループの1社であるE-GRAPHICS COMMUNICATIONSと博報堂の合弁会社として2006年に設立。外資系のクライアントの案件を中心に扱う。

■海外の連結子会社
Hakuhodo Deutschland GmbH(ドイツ)・博報堂香港有限公司(中国)・ Hakuhodo & Saigon Advertising Co., Ltd. (ベトナム)など海外に多くの子会社を持つ。

2-5.その他のグループ企業



■博報堂ダイレクト
2006年設立の健康食品などの通販事業支援に強みのある会社。プロモーション戦略の企画や実施のみならず、ECサイトの構築や新規顧客獲得後のリピート施策管理、問合せ窓口のコールセンター構築など関連する事業をトータルでサポートする。

■博報堂コンサルティング
2001年設立。広告のみを扱うのではなく、そもそもの事業の再構築までを手掛け企業のブランディングを支援するコンサルティング集団。企業の海外進出支援なども行っている。海外支社含め約60名弱の体制。

■博報堂マグネット
2008年設立のファッション・アクセサリー・コスメティック関連業界の得意先を対象とする広告業務を行う。雑誌やイベントなどのプロモーションに強みを持つ。

■博報堂メディカル

2011年設立の医療用医薬品領域におけるクライアントビジネス支援に特化した事業会社。業界を深く理解したプロモーションを行い、医師向けの情報誌やイベントの企画実施なども行う。

■株式会社オズマピーアール
1963年設立でPR事業に強みを持つ。政府系や公共団体の案件をはじめ、国内だけではなく海外の案件も保有。

2-6.戦略事業組織Kyu



2014年に設立され、専門的かつ先進的なマーケティング手法やソリューションを提供する「専門マーケティングサービス企業」をグループ内に取り込むことで、グループ全体の成長を促進することを目的とする。

対象企業は主にアメリカたカナダで、IDEO(アメリカ)・BEworks(カナダ)などがある。

3.博報堂DYデジタルを中心に行うWEBプロモーション実務



no-img2
転職はじめ

すごく沢山のグループ企業があって覚えきれないですね。

実際はこれらの企業がどう連携して仕事を進めて行くんですか?

no-img2
フクロウAgent

では実際にWEB広告案件を例に各社がどう連携するのかを説明していこう。


1つの広告案件を例にとった場合、まずは博報堂や大広などの広告代理店が広告主の窓口を担います。

WEBプロモーションは博報堂DYデジタルが営業と連携してとりまとめを行います。 ただ、広告の運用を博報堂DYデジタルで行っているのではありません。

例えばリスティング・SNS・アフィリエイト広告を行う場合はWEB専業のグループと連携し、運用は彼らが実施します。

博報堂DYデジタルは各媒体の成果を考慮した予算配分や営業と連携した戦略の策定などを行います。

また広告を実施する上で必要となる広告クリエイティブは博報堂アイ・スタジオなどと連携します。

案件によっては博報堂ダイレクトが広告主の窓口になる場合もあり、同様に博報堂DYデジタル以下が連携していく形になります。



つまりデジタルマーケティング全体の管理を行いたい場合は博報堂DYデジタルが転職先としては目指すべき場所になりますが、実際の広告運用に興味がある場合は、運用業務を担うグループ企業を目指す必要があります。



4.博報堂グループへの転職におすすめの転職エージェント



これまで説明してきた企業の求人情報や募集している職種の詳細は転職エージェントから直接得ることができます。

特に広告業界に特化した転職エージェントは業界の知識や求人数が多くお勧めです。

広告・PR・デジタル業界特化型の転職エージェント「シンアド」

対応エリア強み
東京(電話面談で全国対応可)広告・PR・デジタル業界特化

デジタルエージェンシーや制作会社、PR会社などのコミュニケーション業界出身者が転職を支援してくれるエージェント。マスメディアンと共に貴重な業界特化型の転職エージェントとして活用していきたい。PR業界にも視野に入れて転職活動を進めたい際にもお勧めできる。


エージェントは少ないがその分、少数精鋭で質の高いエージェントが丁寧に対応してくれる。


■マスメディアン
デジタルマーケティング・WEB広告業界を目指すならまずは登録すべき広告・WEB・マスコミ業界に特化した専門の転職エージェント

対応エリア強み
東京・大阪・名古屋・福岡・金沢広告業界特化

広告業界に特化した転職エージェント。WEB広告の案件も豊富に抱えており、業界に詳しい転職エージェントが一から丁寧に教えてくれ、業界未経験者にとっては非常に強い味方となる。一概にWEB広告と言っても仕事内容は会社によって大きく異なり、転職したが思っていたことと違っていたという失敗に陥らないためにもより詳しい転職エージェントに相談する必要がある。


最近では、インハウス求人(一般企業の宣伝、広報、マーケティング、デジタル・Web、クリエイティブ部門の求人)も増加している。


エリアも東京・名古屋・大阪・福岡・金沢と全国の主要都市に対応している。面談に行くと専門情報誌の「宣伝会議」が1冊貰える特典も。





■関連記事