Facebook広告運用職への転職希望者が知っておくべきこと

Facebookについて

Facebookは2004年の誕生以来、さまざまな機能が追加され、月間の利用者数は世界で22億人、日本でも2800万人に及ぶ世界最大級のSNSサービスとなっています。

男女ともに20代-50代を中心に幅広い世代で利用されており、マーケティングの有効なツールとして多くの広告主に活用されています。

Facebookは実名制での登録を基本としており、友人知人同士の繋がりや、仕事上での関係者との交流にも利用されることの多いSNSです。また世界中で利用されているため、海外の友人とのコミュニケーションツールとしても活用されています。

Facebookは2012年に写真や動画の投稿を中心に交流するSNSのInstagramを買収しました。Instagramは急速に2010年の登場以来、10代~30代の女性を中心に爆発的に利用者を増やしており、月間利用者数が全世界で10憶人、日本でも2000万人に及ぶまで成長しています。

Facebook広告の特徴

世界中で多くのユーザーに日々活用されているFacebookは広告ツールとしても利用価値が高く、世界中のユーザーにリーチできる点や広告効率の高さから今やマーケティング活動には必須のツールと言える存在になっています。

また、Facebook広告はグループ企業であるInstagramにも同じ広告管理画面から広告を配信することができ、更に広告ツールとしての価値を高めています。

ここではFacebookの広告媒体としての魅力を解説します。

ユーザー数の多さ

Facebook広告の魅力はアプローチできる人数の多さになります。Facebookだけでも国内2800万人にアプローチでき、2000万人のユーザーを抱えるInstagramにも広告を配信できます。またFacebookが構築する外部メディアをネットワーク化したアドネットワークを介して月間2450万人にアプローチすることができます。

それぞれユーザーの重複はあるにしても、多くのユーザーに対してアプローチ可能な広告媒体と言えます。

正確で多様なターゲティング

Facebookは実名登録制を基本としていることや、その他にも学歴や勤務先などプロフィールを設定することもできることから、それらを活用した様々な高精度のターゲティングが可能です。(個人情報保護に配慮した範囲でのターゲティングとなっています)

例えば、IT業界で働く30代の男性でお酒が好きな人をターゲットに、飲み過ぎな人に向けたサプリメントの広告を打つ等のターゲティングが可能となります。

高度な配信ロジック

Facebook広告の高い広告効果は高度な配信ロジックに支えられています。

世界中の膨大なデータを保持し、それを最先端テクノロジーで分析し広告成果の改善に活かす自動入札調整の仕組みがFacebook広告にも導入されています。

Google広告やYahoo!プロモーション広告なども同様の仕組みはありますが、自動入札調整の性能を左右する要素はデータの量と質やそれを分析する技術力になります。

Facebook広告は最大規模のデータに加えて、データの質(正確性)が非常に高いことが強みとなっており、更に豊富な資金を元に他の追随を許さない高い技術力により、最高レベルの配信ロジックを備えています。

多彩なクリエイティブ様式

Facebook広告の強みとして多彩な広告を配信できる点があります。

一般的な画像とテキストの広告に加え、動画や複数画像を並べたカルーセル広告や入力フォーム型の広告、アプリのインストールや再起動を促す広告、ユーザーの興味に沿って表示内容が変わる広告などあらゆる広告フォーマットがあります。

それらの豊富な広告フォーマットにより、広告主側の魅力を最大限に引き出すと共に、ユーザー側からも興味深く魅力的な広告を受け取ることができるSNSとして双方にメリットを与えています。

広告運用者に求められること

Facebook広告の運用者は3つのポイントを守ることが重要となります。

多彩な広告フォーマットを使いこなす

通常のテキスト+画像の広告に加え、カルーセルやキャンバス広告など、画像を活用した 広告だけでも複数種類あります。

そこに動画が加わり、360度動画などより表現力豊かな動画フォーマットも用意されています。画像を複数枚組み合わせてつくるスライドショーを使えば簡単に動画広告を作成することも可能です。

その他にも、ユーザーの興味に沿って掲出する商品を変えるダイナミック広告や広告をクリックすると登録フォームがFacebook内で現れ次の営業につなげるための情報が取得できるリード獲得広告などがあります。

これらの豊富な広告フォーマットは運用担当者側からすると使いこなすのが難しく、特定のフォーマットばかり活用してしまうことも良くありますが、より広告の魅力をユーザーに届けるため新たな広告フォーマットを試していくことが重要となります。

配信ロジックを正しく使いこなす

先ほど説明した通り、Facebook広告は高度な配信ロジックを持っていますが、正しく使いこなさないとそのメリットを受けることはできません。

キャンペーンの目的や広告のゴールとなるコンバージョンポイントを正しく設定することや、コンバージョンの発生数が少ない場合には広告ページへの到達や申込フォームへの到達など、成果の前の地点を仮のゴールとして設定する等の対応が必要となってきます。

予算上限や1つの目標達成に使用してよい上限費用の設定も、正しく配信ロジックを働かせる上では重要になってきます。

Facebook広告のアップデートへの対応

Facebook広告はこれまで説明してきたような機能以外にも多様な配信面や分析機能など多くの覚えるべき内容があります。

それらの更新や新機能の追加も日々行われるため最新の情報を習得し運用に反映させていくことが重要になります。

Facebook広告にはGoogle広告やYahoo!プロモーション広告のような電話やメールで質問に答えてくれるヘルプセンターはありません。また発表される更新情報も内容によっては理解が難しい場合もあり、自分自身で管理画面を触って確かめてみたり、サイトに上がっている情報や他の運用者から情報を得ながら試行錯誤して覚えていく必要があります。

越境ECでも活躍するFacebook広告

将来の国内市場の縮小に伴い、日本でも注目を集めている越境EC市場。

そのプロモーションにおいてもFacebook広告は効果的な媒体としてGoogle広告と並び重要な位置を占めています。

国内でのプロモーションであれば、Google広告やYahoo!プロモーション広告は必須となり、その後にDSPやTwitter、LINEなどのSNS広告と比較検討され実施される広告媒体となることが多くあります。

ただ越境ECでのマーケティングを考えた場合は、その他の媒体ではカバーできる国が限定されてしまいます。

その点、Facebookであればアメリカや日本以外にもアジア各国やヨーロッパ、アフリカと世界中で広く活用されているため越境ECでは必須の広告媒体となっています。

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